今年平成二十二年八月にようやく納めることができました大威徳明王です。 お寺は大田原市の湯津上にある霊牛山威徳院極楽寺です。 高さが水牛から火焔光背の先までは六尺近く、水牛まで彫るには直径2mくらいの大木が必要なため、牛の頭部と後部はつける形になりました。本体は持物、火焔光背から牛の胴まで一本の木から彫りだしています。